むちうちは多くの場合、交通事故により首に強い衝撃を受けたことが原因で発症します。

その症状で最も一般的なものは首、肩の痛みや激しい凝りです。また、首や肩の筋肉が異常に緊張することで、脳の血液循環が阻害されたり、脳からの神経伝達に不調をきたすことで、様々な症状が現れます。

それぞれの症状について、むちうちのタイプごとにご紹介します。

①頸椎捻挫型

症状:首、肩、背中などの痛み、凝り、脱力感など。

②バレ・リーウ型

症状:めまい、耳鳴り、頭痛、悪心など。

③神経根症状型

症状:体の一部の脱力感、痺れなど。

④髄症型

症状:下半身の痺れ、感覚麻痺など。

⑤脊髄液減少型

症状:聴覚、視覚、味覚低下、自律神経失調など。

このように、むちうちの症状は極めて多岐に渡ります。そしてその症状は事故後すぐに現れる場合もあれば、時間が経ってから現れる場合もあるため注意が必要です。

むちうちは多くの場合、追突事故にあった際に受傷します。後ろから追突された場合、首は一度後ろに大きく振られ、その反動で鞭がしなるように前方に振られる動きを取ります。

この時、首が本来の可動域以上に動くことや、本能的に頭を守る為に首の筋肉に普段では考えられない大きな力を加えることで炎症が生じ、むちうちになってしまいます。

首が本来の可動域を超えた動きをし、関節や筋肉などが負傷したものを頸椎捻挫型と呼びます。

また、首の骨（頸椎）の間からは主に上肢を支配する神経が枝を出しています。

首周りの筋肉の過度の緊張により、この神経伝達が妨げられ、痺れやめまい、頭痛などの症状を引き起こすものを、バレ・リーウ型や神経根症状型と呼びます。

さらに首の骨の後方には脊髄神経という大きな神経が存在します。この脊髄神経が傷ついたり圧迫を受けると下半身に痺れなどを引き起こすことがあり、これを髄症型と呼びます。

このように、むちうちには様々なタイプがあります。そして、これらの症状は事故からしばらくしてから自覚することも少なくありません。事故直後は気持ちが動転していたり興奮状態であるため、症状を自覚しないことも多いのです。

まほろば鍼灸整体院のむちうち施術は、骨格矯正と筋肉調整を主体としています。

まほろば鍼灸整体院ではご来院の度に、毎回骨格チェックを行い、歪みの根本原因にしっかりとアプローチします。

骨格矯正と筋肉調整により、お身体の血液循環や神経伝達を正常に戻し、お身体のもつ自然治癒力を向上させます。むちうちでお悩みの方は一度、当院の骨格矯正をご検討下さい。

なお、交通事故での施術は自己負担なしで承っております。

交通事故でけがをし、時間が経ってから後遺症が出た場合、後遺障害認定や相手方から慰謝料をもらうことができます。

ただし、ここで重要なのはけがをした時にちゃんと施術を受けていたかという点です。

十分に施術を受けていなかった場合、治す努力を怠ったと見なされ、後遺障害が認定されなかったり、慰謝料が減額されたりする恐れがあります。